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10月13日は豆の日|吉祥のレン公式オンライン
何故10月13日が『豆の日』か皆様ご存知ですか? 日本には陰暦の9月13日に「十三夜」として名月に豆をお供えし、ゆでた豆を食べる「豆名月」という風習がありました。 日付は暦どうりの「十三夜」とすると毎年日付が大きく変動してしまうので、新暦の10月13日とし、豆及び豆製品関係業界では10月13日を「豆の日」と平成22年度に定め、以降毎年、この日を中心に豆類に関するさまざまな普及・啓発活動を展開しています。 和柄でも『豆絞り』という有名な柄があります。 手拭いなどで昔からお馴染みの柄ですね。 豆絞りには魔除け、厄除け、健康の意味があるので、贈り物にも最適な柄なんですよ。 皆様も「豆の日」を意識して、13日は豆を食したり、改めて私たちの生活の身近にある豆を意識してみませんか? 吉祥のレンで取り扱っている豆絞り商品はこちら -
『矢来格子と市松』|吉祥のレン公式オンライン
『矢来格子と市松』秋冬ファッションの定番でもあるチェック柄。暖かみが感じられるタータンチェックなどは服だけでなくマフラーやバッグ等、小物でもよく見かけますよね。ところで、和柄にもチェック柄があるのをご存知でしょうか。和のチェック柄ともいえる格子柄を二つ、本日はご紹介させていただきます。【矢来格子】辞書を見ると矢来(やらい)とは竹や丸太を粗く組んで作った臨時の囲い、とあります。京都の町屋の軒下で見かける犬矢来も矢来のひとつです。材料や組み方によって、角矢来、菱矢来などがあります。この矢来をモチーフにした矢来文様は、素朴ながら他の柄をひき立てる、調和のとれたデザインです。そして、「外敵から身を守る」とか「魔除け」の意味があるとされます。正に、柵である矢来の役割から連想される意味ですよね。【市松】市松柄は、二色の四角形を交互に配置した柄で、東京オリンピック2020のビジュアルデザインにも用いられていますので、ご存知の方も多いでしょう。古代の埴輪にもこの市松柄が見られるそうで、大変古くから織り模様として用いられいたことが分かっています。江戸時代に歌舞伎役者の初代佐野川市松が、衣装で白と紺の市松柄の袴を履いたことから人気となり、また、それまで「石畳」と呼ばれていたこの柄が、「市松」と称されるようになったそうです。市松文様は「繁栄」や「発展」の意味を持つ吉祥文様です。文様の成り立ちや意味を知ると、それまで当たり前に見ていたデザインも、その彩りが増して見えてきませんか?街の中にある吉祥文様をみつけるのも楽しくなるかもしれません。 -
10月8日は永遠(とわ)の日|吉祥のレン公式オンライン
皆様は一番多い入籍日はいつだと思いますか? ジューンブライドで有名な6月でしょうか? 実は10月~11月がブライダルデーとして大変人気なんです! 夏も終わり、涼しく過ごしやすくなった心地よい季節というのも理由の一つですが、11月22日が「いい夫婦の日」と言われるように、語呂で入籍日を選ばれる方も多い世の中。 そして10月8日は「とわ(永遠)」の日と読めるため、永遠を誓う男女の願いが込められる日として近年親しまれています。 『永遠』という意味なので、恋愛以外にも健康や繁栄、幸福など幅広い意味でも捉えることが出来ます。 8を横にするとアクセサリーなどでよく見かけるエタニティマークにもなりますよね。 吉祥のレンでも『永遠』を願う意味が込められた商品を多数ご用意しております。 今年の10月8日は各々の思う『永遠』を願って過ごしませんか? -
七十二候『水始涸』|吉祥のレン公式オンライン
七十二候『水始涸』 「水が涸れる…?」、パッと見良いイメージが浮かばない方もいるかもしれません。 しかし、水始涸は水が涸れることを言っているのではありません。 田の水がなくなること、 即ち、稲穂の実りの時季を表します。 稲穂が実りの時期を迎えるこの時期、畦の水口を切って田を乾かし、稲刈りに備えます。 実った稲が垂れ下がると、徐々に黄色く色づきはじめます。 8割ほど色が変化したところで水を土が湿らす程度まで減らし、稲を刈り取ります。 夕方になると実った稲穂は夕陽により黄金色に輝き、風によって揺れる光景は息をのむほどの美しさ。 黄金色に輝く田は秋の深まりをより一層感じさせてくれます。 -実るほど、頭を垂れる稲穂かな- 人としての在り方を稲穂に教わる…。 作者は不詳ですが、成長を目指して努力を惜しまず、多くの困難や挫折を経験し、人間としての徳を積んでいき、実るほどに頭を垂れて生きていきたい。 美しい田を見て、そんなことを思ったのではないでしょうか。 -
『実りの秋』|吉祥のレン公式オンライン
秋といえば、食欲の秋。 街にも実りの秋を感じる野菜や果物が並んでいます。 木の実は「努力が実る」に繋がり、 縁起がよいともいわれます。 今日は、果物の中でも特に縁起物といわれる、柿と栗のお話をさせていただきます。 【柿は金運上昇】 「カキ」に「嘉来」という字を当て、 「喜びがおとずれる」という意味になります。 この「喜び」とは「お金」に関することだそうで、金運UPの縁起があるといわれます。 また、柿の実の明るい赤色は、 邪気を払う色でもあります。 【栗は勝負に強い】 栗は全国各地で収穫できる、日本人には馴染みのある木の実です。 稲作が始まる前から食べられてきました。 長い歴史の中で、栄養価の高い携帯食としても親しまれた栗。 天日干しにした後、臼を使って割り、 鬼皮と渋皮を取り除いて作られた携帯食は「かち栗」と呼ばれました。 この「かち栗」に「勝ち栗」という字があてられ、 戦後時代の武士たちは、出陣式などでも縁起を担いで食べたそうです。 また黄金色をした栗きんとんは、財宝に例えられ、豊かさを願う料理です。 このように、栗には「勝負運上昇」や「開運招福」の意味があります。 おいしい秋の味覚。 縁起物としての意味を知ったうえでいただくと、さらに美味しく感じることでしょう。 吉祥のレンで取り扱っているみのり秋の意味のある商品一覧はこちら