• 『災難を転じる 南天』

    『災難を転じる 南天』
    門の脇や庭に植えられているのをしばしば見かける南天。小さな赤い実をつける季節になりました。夏に花を咲かせますが南天といえばかわいらしい実と、品種によっては紅葉も楽しむ印象が強いですよね。中国が原産で日本でも育てやすい植物です。40種ほどが栽培されているとのこと。代表的な赤南天は赤い実をたくさんつけて、葉も紅葉し、白南天は白〜薄い黄色の大きめの実で、葉は常緑なのだそうです。南天のど飴は南天を使用しているものとして有名ですがこのように薬用にも利用されている植物です。南天の「花」言葉は「募る愛」など。「実」が持つ花言葉は「よき家庭」など。全般的には「私の愛は増すばかり」「福をなす」「よき家庭」などの花言葉があります。また、南天に「難転」の字をあて、縁起の良い意味をもつ縁起木といわれています。災難や難関を転じる、というわけです。戦国時代の武士は、鎧を入れる箱に南天の葉を収め縁起を担ぎました。さらに、魔除けや火災避けの力があるといわれ江戸時代には多くの家の玄関先に南天が植えられていたそうです。現代でもお赤飯などに南天が添えられていますよね。これにも魔除け、厄除けの意味がありますが実際、南天の葉には腐敗を抑える作用があるそうですので理にかなった興味深い知恵だといえます。災い転じて福となす。小さな木の実に人々の前向きな想いが宿っているのですね。
  • 『いい夫婦の日』

    『いい夫婦の日』
    近ごろはすっかり知られるようになった「いい夫婦の日」 「夫婦で余暇を楽しむ ゆとりのあるライフスタイルを」と 1988年に提案され 政府の経済対策会議で 11月がゆとりの創造月間として提唱されたことと、 11(いい)22(ふうふ)の語呂合わせで11月22日に決められました。 また、2000年から毎年 投票をもとに理想の夫婦・カップルを選出、 「いい夫婦 パートナーオブザイヤー」を発表しています。 ある調査によると 結婚記念日として人気があるのは 10月10日などのゾロ目の日や 11月3日の文化の日などの祝日だそうですが、 そんな中、ゾロ目でも祝日でもない いい夫婦の日が上位に入っているとのこと。 さらに今年は日曜日で大安ということもあり 婚姻届をこの日に、という方々も多いかもしれません。 11月22日は パートナーへの日頃の感謝を伝える絶好の日ともいえますよね。 おいしいものを食べたり 季節の花を飾ったり、 手紙を贈る、ゆっくりと会話を楽しむ、なんていうのも素敵です。 夫婦箸には 「夫婦の幸せを橋(箸)渡しする」 「幸せを結びつける」 という意味があり、 結婚祝いや、パートナーへのプレゼントとしてだけでなく ご両親や、おじいちゃんおばあちゃんへの贈り物にもぴったりです。 「ゆとりあるライフスタイル」というのは 自分以外の誰かを慮ることにも 繋がることに気づかされます。
  • 『新嘗祭』

    『新嘗祭』
    新米がおいしい季節になりました。 皆さんは新嘗祭というお祭りをご存知でしょうか。 毎年11月23日に、宮中をはじめ日本全国の神社で行われる新嘗祭。 「新」は新穀を、「嘗」は奉ることを意味し、天照大御神をはじめとする神々に 収穫された新穀をお供えして五穀豊穣を感謝するとともに国家、 国民のの安泰と繁栄を祈る祭事です。 宮中祭祀の中でも最も重要とされ天皇陛下が新穀をお供えになり 自らもお召し上がりになります。 1873年から1947年まで、新嘗祭は休日でした。 その後、GHQによって「勤労感謝の日」と名称が改められ 国民の祝日となっています。 日本書記に「日本のはじまり」として位置づけられている事柄は  天照大御神が天孫ニニギノミコトに稲穂を授けたことだそうです。 古代から、稲作を暮らしの中心に据えてきた日本の文化。 私たちにとって新嘗祭は 日本の文化に感謝し、大切に想うお祭りなのです。
  • 『立冬の頃に蕎麦を楽しむ』

    『立冬の頃に蕎麦を楽しむ』
    「立冬」というと 11月7日その一日をいうこともありますが 二十四節気という季節の区切りでいうところの 次節気である「小雪」が来る11月22日の前日までの期間を「立冬」とすることもあります。 北国では雪が降り、季節は冬に入りますが 多くの地域では、冬というにはまだ少し早いですよね。 そもそも立冬とはどんな季節か。 調べてみますと 「秋が深まり冬の気配が立ち始める」 とあり、 暦便覧(こよみびんらん)という 江戸時代に出版された暦を解説する書籍によると 「冬の気立ち始めていよいよ冷ゆれば也」と解説されています。 つまり、まさに秋の盛り、秋のピークを感じられる季節、ともいえるのです。 この時期の旬の代表というと 山茶花、水仙、 そして新蕎麦です。 そばは品種により夏に穫れるそばと秋に穫れるそばがあるそうですが 多くの場合、秋そばが新蕎麦と言われるようです。 夏に蒔かれたそばの種は 10月から11月頃に収穫されます。 秋そばは秋新とも呼ばれ 香り高く深い味わいが特徴です。 タンパク質、ビタミンB、ルチンなど栄養豊富な健康食である蕎麦は 昔から縁起物でもあり、 ハレの日に食べられてきました。 蕎麦には様々な縁起に関する意味がありますが、その内のひとつに 「蕎麦は切れやすいため、厄災との縁を切る」 というものがあります。 栄養価の高い新蕎麦を 美味しくをいただいて、 厄除けまでできてしまうなんて。 お蕎麦屋さんの暖簾下に 「新蕎麦、打ち始めました」の張り紙を見つけたら、吸い込まれてしまいそうです。
  • 『酉の市』

    『酉の市』
    早いもので11月。 2、14、26日に関東を中心とした全国の神社やお寺で、 酉の市が開催されます。 お祭りを行うにあたっては 入場制限をしたり、業者を絞ったりして、三密を避ける対策をするなど 工夫がされているようです。 【酉の市とは】 11月の酉の日を祭日とした、 商売繁盛や開運招福、勝負運などを願う祭りです。 酉の日は12日ごとに巡ってくるので 酉の市が2回の年と3回の年があるのですが 今年は三の酉まであります。この三の酉まである年は、火災が増えるともいわれ 神社で火除けのお守りを扱うところもあります。 【熊手】 酉の市といえば熊手です。 熊手は運や福をかき込む意味を持つ縁起物です。 酉の市にはいくつかの由来があるそうですが、そのひとつ、 浅草の鷲神社には 11月の酉の日に、日本武尊が戦に勝ったお礼にとお参りをした際 神社前の松に武具となる熊手を立て掛けた、ということから 酉の市と熊手が結びついたと伝わるそうです。 【新年を迎える前に】 酉の市に並ぶ、熊手をはじめとするたくさんの縁起物を見るだけでも パワーを貰えるような、楽しい気持ちになりますが この一年を振り返り、感謝し、 新年を迎えるための準備をする、 という意味も大切にしていきたいですよね。
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