• 『オシドリ』

    『オシドリ』
    紅葉が進み、過ぎゆく秋の空の下、散歩を楽しむひとたちがこの吉祥寺でも多く見られます。北国からやってくるオシドリを探しに井の頭公園を訪れる方も、いらっしゃるかもしれません。オシドリは越冬のために北海道などからこの時期に飛来してきます。以前は井の頭の池や上野の不忍池などでも多くのオシドリが見られたそうですが様々な記事を読んでみると今では都内の公園にやってくるオシドリは、その数を減らしているようです。それでも西日本ではピーク時に千羽ほどが集まるところもあり、仲睦まじい姿がしばしば観察できるとのこと。仲が良い夫婦を【おしどり夫婦】と呼びますよね。また夫婦仲が良いことを表すことわざに【鴛鴦契】や【鴛鴦偶】のように鴛鴦(おしどり)が用いられたものもあります。繁殖期のオスはとくに美しく、桃山時代から着物や帯の柄としても盛んに使われてきました。そこには【夫婦円満】の意味も込められています。オシドリは現代でも祝儀に欠かせない柄。実際のところオシドリが雄雌一緒にいるのは繁殖期だけだそうですが共同作業で巣を整え、そこにオスが羽毛を敷いて居心地良くするのに励みまたつがいで寄り添い合い、家族を守る姿は私たちを和ませてくれますね。東京都心では珍しくなってしまったオシドリですがその美しい姿に出会えたら、そっと見守りたいと思います。
  • 『小雪』

    『小雪』
    暦にある24の節目、二十四節気。11月22日には20節目となる「小雪」になります。読みは「しょうせつ」です。わずかに雪が降るものの積もるほどではない時期。江戸時代の『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるが故也」と説明されています。日も短くなり気温も下がって雨が雪にかわっているといった意味です。「小雪」の期間の七十二候をみてみましょう。初候【虹蔵不見】(にじかくれてみえず)日差しも弱くなり曇りがちになる時期。現代の私たちにとって虹はラッキーアイテムのひとつですが昔の人の目にはどのように映っていたのでしょう。もしかしたら不可解で、畏れを感じるものだったかもしれませんね。次候【朔風払葉】(きたかぜこのはをはらう)朔風は北風の意味。木の葉の絨毯が季節の移ろいを感じさせます。末候【橘始黄】(たちばなはじめてきばむ)柑橘である橘の実が黄色くなる時期。橘はたいへん縁起が良い植物です。常緑で【永遠】や【不老不死】を意味するといわれます。この頃のあたたかく穏やかな日を小春日和といいますが日差しを感じるとほっとする季節。出荷が始まったミカンを食べて冬に備えた体調管理をしたいと思います。また、お歳暮の準備もお忘れなく。
  • 『七五三』

    『七五三』
    当店近くの井の頭公園でも木の葉が舞い、秋が深まってるのを感じます。11月15日は七五三です。かわいらしく装った子供たちの姿は見ているだけで癒されるものですね。七五三は平安時代に宮中で行われていた儀式がルーツともいわれ、その後江戸時代に関東圏の武家や商家で広まったのが現在の原型なのだとか。生存率が今よりたいへんに低かった時代。七歳までは神様の子=神のうちとされ、無事その歳になるとやっと「人」としてみなされる、といった考え方があったようです。三歳は「髪置きの儀」五歳は「袴着の儀」七歳は「帯解の儀」子供たちが無事に節目を迎えられたことを報告し、感謝をして、健やかに成長すること、そして長生きをすることを祈ります。七五三で子供に与えられる「千歳飴」にも長寿の願いが込められています。紅白の飴は、細く長く、松竹梅や鶴亀など縁起の良い柄が袋に描かれています。子供への愛情が詰まった儀式である七五三。ご家族、ご親族のみなさん、そして何より子供たちの心が、温もりに包まれる一日になりますように。
  • 『立冬』

    『立冬』
      一年を24の節目で分けた二十四節気。11月7日19節目の節気「立冬」になりました。立春や立夏、立秋からも分かるように「立」は新しい季節へと切り替わることを意味します。暦の上では冬に入りましたね。江戸時代の『暦便覧』には「冬の気立ち 初めていよいよ 冷ゆれば也」とあります。木枯らしが吹いて冬の気配を感じるようになります。節気をそれぞれ、さらに三つに分けた七十二侯をみてみましょう。初侯【山茶始開】(つばきはじめてひらく)ここでは“つばき”と読まれますが、サザンカのことです。子供の頃、誰もが口ずさんだであろう焚火の歌にも登場しますね。花言葉は「困難に打ち勝つ」だそうです。次侯【地始凍】(ちはじめてこおる)朝晩の冷え込みが厳しくなってきて霜柱がみられることも。末侯【金盞香】(きんせんかさく)ここでいうキンセンカは菊科のキンセンカではなくスイセンのことです。昔、中国でスイセンを「金盞銀台」(きんせんぎんだい)と呼んだことに由来します。金盞とは金杯を意味し、スイセンの花の姿を銀の台に黄金の杯が、のっている形に見立てたのです。立冬は季節の変わり目。体調はもちろん、寒い季節に向けて暮らしも整えていきましょう。
  • 『縁結びの日』

    『縁結びの日』
    11月に入りました。今年もあと2か月となり月日の経つのが早く感じられますね。さて、11月5日は「縁結びの日」です。旧暦の10月(新暦11月頃)は「神無月」と呼ばれますが出雲地方では特別に「神在月」といいます。全国の神様が出雲大社に集まって会議が行われるといわれるからです。この会議の議題は「恋愛」「結婚」「健康」など様々な「縁」について、なのだそう。私たちが前もって知ることのできない人生の出来事を神議り(かむはかり)で決めるのです。古くから縁結びの地として知られる出雲。島根県松江市の「神話の国・縁結び観光協会」がこの神議りの時期にある11月5日を11「いい」5「ご縁」と読む語呂合わせで「縁結びの日」として制定したのです。ところで皆さんは「七宝柄」という吉祥文様をご存じでしょうか。円形が連鎖し繋がっていくこの柄は【調和】【円満】【ご縁】といった願いの込められた、おめでたい柄です。東京にも「東京大神宮」や「出雲大社東京分祀」「赤坂氷川神社」など縁結びで有名な神社がありますが11月5日、お詣りに行く方は七宝柄のものをなにか身につけていくとひょっとしてより運気がアップするかもしれませんね。
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