• 『読書週間』|吉祥のレン公式オンライン

    『読書週間』|吉祥のレン公式オンライン
    読書の秋。 吉祥のレンのお隣りには書店があり、 毎日たくさんのお客様がご来店されています。 私は、元々はミステリー小説が好きで、お気に入りの作家に出会えば、続けてその方の作品を読むというタイプです。 さて、10月27日から読書週間が始まります。 読書週間とは二週間に渡って、読書を推進する行事が行われる期間です。 1945年に出版社や図書館、書店、取次会社、報道機関などによって作られた読書週間実行委員会が 第一回読書週間を行なったそうです。 そして後に、読書推進運動協議会が実行委員会を引き継ぎ、 今年で第74回。 標語は 「ラストページまで駆け抜けて」に決まったそうです。 読書週間のマークには フクロウが使われています。 フクロウには「福来」とか「不苦労」といった当て字が使われることもあり、 縁起の良い鳥とされます。金運アップの意味も持っているそうです。 西洋では学問や智恵を司る鳥として知られ 読書週間のマークにはぴったりですね。 私の小説との出会いは 小学生の頃に、いとこのお姉さんから貰った一冊のミステリーでした。 その本を読んだときのワクワクした気持ちは、今でも思い出すことができます。 本の価値というのは計り知れないものですね。 読書週間。 自分自身に、 大切な誰かに、 素敵なブックカバーを纏わせて 心の財産をプレゼントしてみてはいかがですか。
  • 『新しい生活に、麹』|吉祥のレン公式オンライン

    『新しい生活に、麹』|吉祥のレン公式オンライン
    新しい生活、というフレーズが聞かれるようになり、 これまでの生活スタイルを見直してみようという方もいらっしゃるようです。 何年か前に塩麹がブームとなりましたが、 新しい生活の中、再び麹に注目されている方も少なくないのではないでしょうか。 そもそも麹とは何か。 調べてみると 「米、麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの、食品発酵に有効な微生物を繁殖させたもの」 とありました。 コウジカビは菌糸からデンプンやタンパク質を分解する酵素を出します。 その酵素を利用して様々な食品などが作られ、 麹に含まれる酵素が消化吸収をたすけると考えられていて 健康面からも注目されています。 発酵食品のルーツは紀元前の中国にあったといわれます。 日本では、弥生時代に稲作と共に伝わった、とか 古墳時代には麹で酒を作っていた、とか諸説ありますが、 8世紀の『播磨国風土記』には カビによって酒造したとの記録が残っているそうです。 私たち日本人の暮らしに古くから結びついている麹ですが 実は、原材料となる菌を生産する種麹屋(またの名をもやし屋)は、 全国でも数えるほどしかないとのこと。 その内の一つである菱六は、 創業300年の京都の種麹屋さんです。 吉祥のレンでは こちらの米麹を使用したハンドクリームなどの商品を扱っています。 米麹のエキスは保湿によいといわれています。 あらためて麹の力を見直して、 新しい生活の中に、是非取り入れてみたいですね。
  • 『想いを込めて送る手紙』|吉祥のレン公式オンライン

    『想いを込めて送る手紙』|吉祥のレン公式オンライン
    自分の気持ちや相手を想う心がまっすぐに届く手紙。 ですが近年はメールや携帯電話、SNSの普及により、手紙や葉書を出すことがすっかり少なくなったのではないでしょうか。 ときおり手書きの手紙や葉書を受け取るとふわりと幸せな気持ちになるものです。   手紙の始まりは飛鳥時代という一説もあるほど古くから存在します。 平安時代にはひらがなが誕生したため、女性も日常的に文字を記すようになり、手紙が大ブームになりました。 平安時代といえば源氏物語』や『和泉式部日記』などの平安文学が有名ですよね。 それに比例して恋文が流行ったんだとか…。 ちなみに、「手紙」という言い方がされるようになったのは江戸時代からです。 平安時代には「文」や「消息」と呼ばれていました。   また、鎌倉時代には「書札礼」という手紙のマナーも定められていきます。 鎌倉時代後期に作成された「弘安礼節」は、公家や武家、僧侶などの間で礼式の基本となり、その一部は書札礼の基本として明治維新まで尊重されたようです。   手紙はどの時代にとっても大切なルーツというのがわかりますね。   近年では『手紙』をテーマにした映画や楽曲、アニメなどの作品も多々存在します。   『想いを伝える』   不思議なことに、口には出せないことも文字の力を借りて相手に伝えることが出来たりしますよね。 そんな勇気をもらえるのも手紙の良い所の一つかもしれません。   幸せを呼ぶアイテムの1つ、手紙。 どうですか?想いを乗せて一筆、いかがでしょう。
  • 七十二候『菊花開』|吉祥のレン公式オンライン

    七十二候『菊花開』|吉祥のレン公式オンライン
      10月13日からは七十二候の一つ『菊花開』です。 菊花開とは、名前の通り菊の花が咲く頃を差し、各地で菊の展示や菊祭り、品評会が行われます。    日本人にとって馴染みの深い、秋を象徴する菊。 その歴史は古く、中国から日本に渡ったのは、奈良時代中期ごろ。 江戸時代辺りから庶民にも広まり、明治以降は皇室を中心とした菊花会をきっかけに、菊花展や菊人形展が行われ、多くの人が楽しむようになりました。 重陽の節句(過去ブログ参照)もその一つですね。 また、重陽の日に摘んだ菊の花を乾かし袋に詰めた菊枕で眠ると菊の香りただよう寝心地に『夢に愛おしい人が現れる』『邪気を払う』という言い伝えがあり、女性から男性に贈られたそうです。   しかし、菊の花は葬送の花であったり、墓前に捧げる花というイメージを持たれている方、多いのではないでしょうか。 これは西洋の習慣が日本に入ってきたためなんですよ。 西洋において、菊は墓参の花。 この習慣の影響から、病気見舞いに菊の花を贈ることは、日本でも良くないとされました。   桜が日本の春を代表する花であるのに対し、菊は日本の秋を象徴する花でした。 決して葬送の花ではなかったのです。   天皇家の花やパスポート、日常でも様々な場面で見かける菊紋。   菊は現代でも愛される日本を象徴する花と言えるでしょう。
  • 『キリッと巻く、ハチマキ』|吉祥のレン公式オンライン

    『キリッと巻く、ハチマキ』|吉祥のレン公式オンライン
    10月のカレンダーを見て気づいた事、ありませんか?そうです。2020年の10月には祝日がありません。昨年まででしたら、10月の第二月曜日が「体育の日」でした。しかし今年は、東京オリンピックの開会式が予定されていた7月24日に特別に祝日を移動させていた為、このようになりました。(名称も「体育の日」から「スポーツの日」に変更となっています)祝日はありませんが、学校によっては参加者が三密を避けられるよう、様々な工夫をして運動会を行っているところもあるようですね。また、この時期に各地で行われていたお祭りは見送られるものも多く、来年まで力を蓄える状況になりそうです。運動会、お祭りといえば共通するものの一つにハチマキがあります。ハチマキの歴史を遡ると、神話の有名な場面にハチマキの様なものが登場します。天の岩戸に隠れた天照大神を誘い出そうとするアマノウズメ命が頭に蔦を巻いたと。初期のハチマキは、神事で巫女などが髪に巻いた植物だといわれます。江戸時代には、病気平癒のために巻く絹の病鉢巻を、歌舞伎の舞台で主人公の勘気封じとして左右を逆に巻かせた姿が粋だということで、もてはやされたそうです。また、ハチマキの巻き方を調べてざっと挙げてみますと運動会でお馴染みの「後ろ鉢巻」結び目が前にくる「向こうしばり」女性に人気の「くわがた」頭を包み込むような「喧嘩かぶり」おにぎりのような結び目の「元気結び」威勢の良い「ねじり鉢巻」と、様々あることに驚きました。額から流れる汗を受け止めるため。粋な装飾アイテムとして。気合いを入れて集中するため。また、チームの結束力を高めるため。その使用目的はいくつかありますがハチマキは、どんな時も「よし!!」と気持ちを高めてくれるパワーアイテムといえるのではないでしょうか。来年は、ハチマキをキリッと巻いた元気な人々の声が、運動会やお祭りでも聞けるといいなと思います。
You have successfully subscribed!
This email has been registered
ico-collapse
0
最近見た
商品
ic-cross-line-top
Top
ic-expand
ic-cross-line-top