『箸の日』
毎日使うお箸。
我が家でもそうなのですが家では自分専用のお箸を使っている
という方は多いのではないでしょうか。
手で持ち、口に運ぶ。
心のどこかで、お箸は自分の体の一部のような、
少し大げさかもしれませんがそんな感覚がもしかしたら
あるのかもしれません。
だからなのか自宅で使用しているお箸を処分するときなんとなく躊躇してしまう。
そんな経験はありませんか。
8月4日は「8(ハ)4(シ)の日」です。
この日に合わせてお世話になったお箸をお焚き上げする
「箸供養」を行う寺社があるそうです。
郵送などで受け付けてくれるところもあるようで、
捨てるのに抵抗がある場合はこういったものを
調べてみるのもいいかもしれません。
東京の永田町にある日枝神社も箸供養が行われる神社のひとつ。
残念ながら今年は感染症対策のため中止とのことですが
本来ですと「箸感謝祭」が行われ
お箸への感謝と【延命長寿】【無病息災】が祈念されます。
お箸は食の道具であることからこのように【健康】【長寿】の他にも
人を結びつける【橋渡し】の意味や
二本一組であることから【家内安全】や【夫婦円満】を願う意味があるといわれます。
日本の文化、生活に昔から深く根付いているお箸が
【心が伝わる贈り物】としてもたいへん人気があるのは納得ですね。
私はもう10年以上、今のお箸を使っているのでお焚き上げまではしないとしても、
古いお箸には感謝の気持ち伝えてから
新しいお箸を迎えたいと思います。