『実りの秋』|吉祥のレン公式オンライン
秋といえば、食欲の秋。
街にも実りの秋を感じる野菜や果物が並んでいます。
木の実は「努力が実る」に繋がり、
縁起がよいともいわれます。
今日は、果物の中でも特に縁起物といわれる、柿と栗のお話をさせていただきます。
【柿は金運上昇】
「カキ」に「嘉来」という字を当て、
「喜びがおとずれる」という意味になります。
この「喜び」とは「お金」に関することだそうで、金運UPの縁起があるといわれます。
また、柿の実の明るい赤色は、
邪気を払う色でもあります。
【栗は勝負に強い】
栗は全国各地で収穫できる、日本人には馴染みのある木の実です。
稲作が始まる前から食べられてきました。
長い歴史の中で、栄養価の高い携帯食としても親しまれた栗。
天日干しにした後、臼を使って割り、
鬼皮と渋皮を取り除いて作られた携帯食は「かち栗」と呼ばれました。
この「かち栗」に「勝ち栗」という字があてられ、
戦後時代の武士たちは、出陣式などでも縁起を担いで食べたそうです。
また黄金色をした栗きんとんは、財宝に例えられ、豊かさを願う料理です。
このように、栗には「勝負運上昇」や「開運招福」の意味があります。
おいしい秋の味覚。
縁起物としての意味を知ったうえでいただくと、さらに美味しく感じることでしょう。