『茜色』|吉祥のレン公式オンライン
茜色、茜草の根で染めた暗い赤色のこと。
茜草の根から採れる赤色染料で染めた、わずかに黄みのある深い赤のことを茜色といいます。
赤を染める染料の中で、日本において最も古くから使われていたのが茜草です。
藍とともに茜も世界的に人類最古の染料とされています。
ご存じでたか?
インダス文明の遺跡から出土した「茜染めの木綿」が最も古い茜染めとして知られています。
さらにこの茜草は漢方では止血剤・解熱剤としても古くから用いられてきました。
日本でも昔から「あかねさす」という言葉や、最近では楽曲のタイトルなどでも親しみがある茜色。
よく耳にするのはやはり「茜色の空」ではないでしょうか。
秋の空は空気が澄み、夕焼けが美しく見られるといわれています。
携帯などの普及によりあまり空を見上げなくなった方も、秋の一段と美しい茜色の空に酔いしれてみませんか?