『神迎えのしるし しめ飾り』
新年を迎える準備はすすんでいますか。
我が家では今週しめ飾りを用意しましていろいろあった2020年も
もうすぐ終わるんだと実感がわいてきたところです。
【神迎えのしるし】
しめ飾りには
その場所が年神さまをお迎えするのに相応しく、
神聖な所であると示す意味があるそうです。
飾る場所は
自宅なら神棚か玄関です。
生命力、健康、幸福、豊作などをもたらしてくださる年神さま。
結界ともなるしめ飾りは
災い除けを願うものでもあり、玄関に飾る方が多いですね。
【余裕をもって飾る】
飾る時期ですが、
12月13日が正月事始めといわれ、それ以降がよいそうです。
クリスマスが終わってから、という方が多いのではないでしょうか。
ただし、
12月29日と12月31日は避けたい日とされます。
29日は「二十苦」「苦立て」
31日は年神さまを迎えるには慌しすぎる「一夜飾り」と
いわれるからです。
私は毎年
30日に飾るようにしていますが
28日は末広がりにも通じるので
今年は28日にしようと思います。
【込められた願い】
しめ飾りにつけられている装飾には、もちろんそれぞれに意味があります。
代表的なものでいえば
「橙」は「代々の繁栄」
「昆布」は「喜ぶ」
「裏白」は「長寿」や「心の潔白」
「ゆずり葉」は「子孫繁栄」
「扇」は「末広がり」
を意味します。
「稲わら」で作られたものなら五穀豊穣をもたらす年神さまも
見つけやすいかもしれません。
毎年のことですので
なんとなく当たり前の様に飾ってしまいがちですが
意味を噛みしめ、感謝の気持ちを持って
しめ飾りを飾りたいですね。