『大晦日』

一年の締めくくりの日大晦日。
大晦日といえば 
大掃除と年越し蕎麦です。


【大掃除】
年神さまに来ていただくのに、家が汚れていては失礼になるとして
12月13日から大晦日の間に掃除をします。

ただし29日は「苦」に繋がるとして
掃除はしない、とか
元旦はせっかく来てくれた神様を掃き出してしまわないように
掃除をしない、などといわれます。

その年の最後の掃き掃除を
「掃き納め」
また、一年で初めての掃除を
「掃き初め」などと呼びます。

掃除を頑張ったらお風呂に入りたいですよね。
大晦日の入浴は
「年の湯」というそうです。
場を清めたら身も清め、気持ちよく新年を迎えましょう。


【年越し蕎麦】

以前、新蕎麦のコラムでも書かせていただきましたが
蕎麦には縁起の良い意味がいくつかあります。

切れやすいことから
「厄を断ち切る」

細く長いことから
「長寿」「家族の縁が続く」など。

金銀の細工師が
蕎麦粉を練ったものを金粉を集めるのに使ったことから
「金運が上がる」
という縁起の意味があるのもおもしろいですね。

そんな縁起を知っていると
年越し蕎麦が一段と
美味しく感じられることでしょう。


【準備の日】

このように大晦日は一年を無事に過ごせたことに感謝し
豊作をもたらす年神さまを迎える準備をする日です。

「大掃除」や「年越し蕎麦」など
昔から行われてきた「型」にならうことで
心が整うということもあると思います。

年神さまは、そんな整った“場所”を
気に入ってくれることでしょう。
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