『小雪』



暦にある24の節目、
二十四節気。

11月22日には20節目となる
「小雪」になります。


読みは「しょうせつ」です。

わずかに雪が降るものの積もるほどではない時期。


江戸時代の『暦便覧』では

「冷ゆるが故に
雨も雪となりて
くだるが故也」

と説明されています。

日も短くなり気温も下がって雨が雪にかわっている
といった意味です。


「小雪」の期間の七十二候をみてみましょう。


初候【虹蔵不見】
(にじかくれてみえず)

日差しも弱くなり
曇りがちになる時期。

現代の私たちにとって虹はラッキーアイテムのひとつですが
昔の人の目にはどのように映っていたのでしょう。

もしかしたら不可解で、
畏れを感じるものだったかもしれませんね。


次候【朔風払葉】
(きたかぜこのはをはらう)

朔風は北風の意味。
木の葉の絨毯が季節の移ろいを感じさせます。


末候【橘始黄】
(たちばなはじめてきばむ)

柑橘である橘の実が黄色くなる時期。

橘はたいへん縁起が良い植物です。

常緑で【永遠】や【不老不死】を意味するといわれます。


この頃のあたたかく穏やかな日を小春日和といいますが

日差しを感じるとほっとする季節。

出荷が始まったミカンを食べて
冬に備えた体調管理をしたいと思います。

また、
お歳暮の準備もお忘れなく。

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