『江戸切子と笹文様』|吉祥のレン公式オンライン
7月に入りましたが、空は雨や雲に覆われている日がまだ多いですね。
早く、梅雨も明けて晴れの日が続いてくれる日が待ち遠しいです。
ところで7月5日はなんの日かご存知ですか?
江戸切子の模様「魚子(ななこ)」から「なな(7)こ(5)」と語呂に合わせで
この日にされたそうです。
ちなみに江戸切子は江戸時代後期に江戸大伝馬町(通塩町)のビロード屋の
加賀屋浜衛が硝子に切子細工を施したのが始まりとされています。
切子の体験をさせていただいたことがあるのですが、とても楽しかった
のですが、繊細な作業で思った通りにいかず難しかったので、作られて
いる方はすごいと切子を見るたびに思っております。
7月5日の2日後は7月7日「七夕」ですね。
七夕といえば笹の葉!
江戸切子の模様の一つに剣矢来重文様があります。
剣矢来重文様の剣とはもろ刃の直刀のことをいい、笹の葉の形のように
配置されています。
寒さ暑さそして雪にも強い笹の葉は「笹文様」と伝統文様です。
冬も鮮やかな緑色を保つことから、健康長寿の願いが込められています。
ぜひ、この機会に伝統の技術をじっくり見てみてはいかがでしょうか。
これからの時期、江戸切子のグラスを楽しみながら至福のひと時を
過ごすのも良いですね。