伝統色『朱色』

 

前回も少し七夕の笹の葉のお話をしましたが、
今回も七夕の短冊から伝統色のお話です。

「五色の短冊」は「朱・緑・黄・白・黒」からなります。
中国の陰陽五行説に基づいており、「朱」は南や夏や火を象徴しています。

「朱色」は日本の伝統色です。

朱とは赤とも言われますが、正確には「黄色がかった赤色」のことを「朱色」といいます。
古代文字の木の真ん中に一を入れた形で、木の切り口にある鮮やかな色合いを表しています。

「朱色」を多く目にしているところと言えば、日本の宮殿や寺院ですよね。
神社の鳥居にも使われていますが、塗料によって木材の腐食を防止する実用的な意味もありますが、
色自体に「魔除け」や場所によっては「豊穣」を表す色ともされているようです。

子供の名前にもよく使われる「朱」明るい、活発という意味が込めてつけられているそうです。
こちらもご両親のたくさんの願いが込められているのでしょうね。