『春分の日に』




もうすぐ二十四節気の4番目「春分」です。

期間は3月20日から4月3日頃で

初候「雀始巣」(すずめはじめてすくう)
次候「桜始開」(さくらはじめてひらく)
末候「雷及発声」(かみなりすなわちきこえをはっす)

となります。

いよいよ春の盛りがやってきますね。


太陽が春分点を通過する日が「春分の日」となり
今年は3月20日です。

「春分の日」は祝日であり
“自然をたたえ、生物をいつくしむ日”
と定められています。


また、
農業中心の古の人々にとっては、太陽信仰と結びつき
作物の豊作を祈る日でもあったようです。

さらに、
昔は極楽浄土は真西にあると信じられていて、
太陽が真西に沈むこの時期は
御先祖様と通じることができる日であり、

昼と夜の長さがほぼ同じになると
極楽浄土と現世が交わりやすい、
そんな考えがあったそうです。

極楽浄土と現世、そして来世にも
思いをめぐらせる日だったのでしょう。


そのような思想からお彼岸に
お墓参りをする習慣が
生まれたともいわれます。


春の訪れを喜び厄除けの
美味しいぼた餅を食べながら

懐かしいあの人の思い出を語り合い
そして、未来を見つめる。


いのちが芽生える季節の中
そんな一日を過ごすのも
よいかもしれません。
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