『キリッと巻く、ハチマキ』|吉祥のレン公式オンライン

10月のカレンダーを見て気づいた事、ありませんか?
そうです。2020年の10月には祝日がありません。
昨年まででしたら、10月の第二月曜日が「体育の日」でした。

しかし今年は、東京オリンピックの開会式が予定されていた7月24日に
特別に祝日を移動させていた為、このようになりました。
(名称も「体育の日」から「スポーツの日」に変更となっています)

祝日はありませんが、学校によっては
参加者が三密を避けられるよう、
様々な工夫をして運動会を行っているところもあるようですね。

また、この時期に各地で行われていたお祭りは見送られるものも多く、来年まで力を蓄える状況になりそうです。


運動会、お祭りといえば共通するものの一つにハチマキがあります。

ハチマキの歴史を遡ると、神話の有名な場面にハチマキの様なものが登場します。
天の岩戸に隠れた天照大神を誘い出そうとするアマノウズメ命が頭に蔦を巻いたと。

初期のハチマキは、神事で巫女などが髪に巻いた植物だといわれます。

江戸時代には、病気平癒のために巻く絹の病鉢巻を、
歌舞伎の舞台で主人公の勘気封じとして左右を逆に巻かせた姿が粋だということで、もてはやされたそうです。

また、ハチマキの巻き方を調べて
ざっと挙げてみますと

運動会でお馴染みの「後ろ鉢巻」
結び目が前にくる「向こうしばり」
女性に人気の「くわがた」
頭を包み込むような「喧嘩かぶり」
おにぎりのような結び目の「元気結び」
威勢の良い「ねじり鉢巻」

と、様々あることに驚きました。


額から流れる汗を受け止めるため。
粋な装飾アイテムとして。
気合いを入れて集中するため。
また、チームの結束力を高めるため。

その使用目的はいくつかありますが
ハチマキは、どんな時も「よし!!」と気持ちを高めてくれるパワーアイテムといえるのではないでしょうか。


来年は、ハチマキをキリッと巻いた元気な人々の声が、運動会やお祭りでも聞けるといいなと思います。
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