6つ揃って無病(六瓢)息災。”瓢箪”について|吉祥のレン公式オンライン
連日報道されておりますように、新型コロナウィルス感染拡大は留まるところを知りません。
そんな中、吉祥のレンでも、ギフトに自家用にと"縁起もの"を求めて来店される方が多くいらっしゃいます。
そこで今回、「3つ揃って三拍(瓢)子で縁起良し、6つ揃って無病(六瓢)息災」、皆さん十分ご承知の"瓢箪"について少し掘り下げてみたいと思います。
古代より、乾燥させると容器として使える瓢箪は世界各地で使用されてきたそうです。
特に、作物の種入れとして用いられてきた歴史は長いのです。農耕民族の日本人にとっても作物の種は命を繋ぐ食物を得る大切な生命そのもの。それを入れるためのものですから瓢箪自身が招福と健康の象徴となったことは想像に難くありません。
また、瓢箪は昔から薬入れに用いられたこともあり、医療の象徴ともされてきました。
子供が病気がちで心配な場合は、"瓢箪を枕元に置く"という風水術があります。男の子なら枕元の左側に、女の子なら右側に置くようにし、これは大人の場合も同じとの事。
さらに瓢箪は、玄関や窓辺に置くと、持ち主の健康を促進するだけでなく家の気を旺盛にするとともに、良くない気を減じる"化殺"の効果があるとされています。
ちなみに、ウリ科の植物である瓢箪の花言葉は「繁栄・利得・夢・円満」
この御時世、人々が一刻も早い安らかな日常を取り戻せるよう願いますとともに、吉祥柄"瓢箪"の有するパワーを拝借し、繋がるお客様との会話に活かしていけたらと思います。