『麦秋至』




様々な命が満ち足りて成長をしていく時期、二十四節気の「小満」も
七十二候「麦秋至」(むぎのときいたる)に入ります。

この「秋」は実りのときを表します。

初冬に蒔かれた麦が黄金色に熟し収穫を待っています。

この収穫期を「麦秋」(ばくしゅう)ともいい、夏の季語のひとつです。

麦の収穫に関する「麦刈」「麦打」「麦埃」「麦藁」なども季語となっています。

麦にも花言葉がありますが

【富】【繁栄】【希望】といった大変縁起のよいものです。

あまり知られていないかもしれませんが結婚式のブーケや
節句のアレンジメントにも麦は使われるそうです。

麦が収穫、繁栄の象徴とされることはヨーロッパの神話にも描かれています。

ギリシャ神話に登場する豊穣の女神デメテルは人間に穀物の栽培を教えたとされます。
麦はこの女神のシンボルです。

また古代ローマでは【豊穣】の象徴である麦は
結婚式のようなおめでたい儀式にかかすことのできないアイテムでした。
麦でできたビスケットやパンが儀式に用いられたといわれます。


世界的なラッキーアイテムとして長い歴史をもつ麦。

旬の時期に取り入れることで、より強いご利益が感じられたらなと期待してしまいます。
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