『浄化の音』|吉祥のレン公式オンライン

蝉時雨の夏休み。
訪ねたおばあちゃんの家にたちこめる蚊取り線香の香りと、涼やかに響くおりんの音ー
まさに日本の風景、ですよね。
今回はおりんのお話をさせていただこうと思います。
音を出す仏具を梵音具というそうですが、おりんや木魚、お寺の鐘などがこれにあたります。
おりんは元々、禅宗の梵音具でしたが、今では宗派を問わず使用され、家庭でも仏壇があるおうちなら置かれているかと思います。
一般的には真鍮と亜鉛の合金で作られていて、銅などが使われているものもあります。
よく知られる鉢形のもののほか、近頃はモダンな仏壇にあわせて、丸く小さなものも人気だそうです。
ところで、このおりんの意味ってご存知でしょうか。
おりんの音には主に三つの意味があります。
その1
読経の区切りや、音程、調子を合わせる役割。
「レ」の音階が基準となるそうです。
その2
おりんの音にのせて、祈りを極楽浄土に届ける。
その3
人々の邪気を払ったり、その場を清めたりする。
今まで言葉にして意識することはなかったですが、
あの澄んだ音を聴くと、本当に心が清められる思いがします。
風鈴の音を聴くと涼やかな気持ちになるのにも似ています。
singing bowl-海外で、瞑想などのヒーリングに用いられるおりんを、そう呼ぶそうですが、
おりんの音が心を癒すというのは
万国共通なのかもしれませんね。