『有松絞り』




当店でも大変ご好評をいただいている有松絞りのマスクや手拭い。
一点一点、違う表情があり、とても素敵です。

有松絞りは、名古屋市緑区の有松地区を中心に生産されている絞り染めの織物で、
1975年には国の伝統工芸品に指定されています。

江戸時代初めに、絞りの開祖竹田庄九郎らによって誕生し、手拭いや浴衣がお土産として街道をゆく旅人
に喜ばれ、たいへん栄えました。

作業工程は
「図案決め」→「型彫り」→「絵刷り」→「くくり」→「染色」→「糸抜き」→「仕上げ」
となります。

絞り技法(くくり)には
「唐松縫い絞り」「手蜘蛛絞り」など様々な技法があり、
なんとかつては100以上の技法があったといいます。
職人さんたちの高度な技を次の世代に引き継ぐことは、簡単な事ではないでしょうが、
有松絞りの素晴らしさが、一人でも多くの方々に知られて、守られていくといいなと思います。

私は有松地区を訪ねたことがあるのですが、卯建(うだつ)を設けた屋根などを残す、伝統的な建物が並ぶ街並みを歩くと、江戸時代の空気を感じられるようでした。(近くに桶狭間の合戦場跡もありますよ)

またいつか有松に行けたら、
是非、有松絞りの伝統にじっくり触れてみたいなと思います。