『平和の祭典と吉祥文様』




8日に東京オリンピックが
閉幕。

過去の大会とは様々な環境が異なる
特別な大会となりました。

ただ、選手の皆さんの活躍が
私たちに感動をくれたことは
間違いありません。

8月24日にはパラリンピックが
開会式を迎えますね。

まだまだ平和の祭典は
続きます。


さて
今回の大会のエンブレムに
日本の伝統的な柄
「市松模様」が
モチーフとして使われているのは
皆さんもご存知でしょう。

「市松模様」は
古代からあった柄ですが
江戸時代に
歌舞伎の衣装で使われたことで
流行しました。

【繁栄】の意味をもつ
おめでたい柄です。


そして、実はこの
エンブレムだけでなく、

開会式の入場時に日本選手たちが着ていた
コスチュームや式典用の服装にも
吉祥文様がほどこされていたそうです。


白いジャケットの地紋には
「工字繋ぎ」という紋様が。

この紋様は
「工」という字を規則正しく
斜めに配したような柄で、
着物にもよく見られます。

【長寿】や【延命】
【不断長久】【繁栄】

の意味があります。
選手コスチュームでは
【意志の強さ】も
表現しているとのこと。

また、
ネクタイやスカーフには

【円満】【御縁】
などの意味を持つ
「七宝柄」や

【厄除】【再生】
などの意味の
「うろこ柄」

【粋】であるとされる
「縞柄」

などが使われたのだそうです。

パラリンピックでも選手たちが
同じ服を着られるそうなので
また注目したいと思います。


ちなみに
オリンピック開会式での
市川海老蔵さんによる
『暫』は
【邪気払い】の演目、

市川團十郎家の
「にらみ」には
【厄除け】【無病息災】の
ご利益があるそうですよ。


次のオリンピック開催都市は
パリ。
Tokyoの経験が活かされた
素晴らしい大会になることを
期待せずには
いられません
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