『大暑のころ』
7月22日に迎える
「大暑」
ほとんどの地域で梅雨が明け
ジリジリと太陽が照りつけ
暑くて眩しい夏がやってきます。
江戸時代に書かれた
暦の解説書である
暦便覧には
「暑気いたり
つまりたるゆえんなれば也」
とあります。
七十二候は下記のとおり。
初候
【桐始結花】
(きりはじめて
はなをむすぶ)
500円硬貨、
また
日本国政府の紋章などにもなっている桐。
花言葉は「高尚」です。
神聖とされる桐が
花を咲かせるころです。
次候
【土潤溽暑】
(つちうるおいて
じょくしょす)
草木は生い茂り
蒸し暑い日々。
末候
【大雨時行】
(たいうときにゆく)
真っ青な空に
湧き立つ入道雲の
コントラスト。
夏の風物詩ともいえる
打ち水。
江戸時代には涼をとるために
一般的に行われていましたが
もともとは
神様の道を清める目的で
行われていたという話もあります。
打ち水のおすすめは
朝と夕方です。
暑さとの付き合い方は
毎年難しく感じますが
無理せず、
工夫をしていきたいですね。