『夏風呂の日』




お風呂が大好きな私たち日本人。

7月26日も
その語呂合わせから
「夏風呂の日」となっています。

愛好家の方が
「夏風呂の爽快さを
多くの人に知ってもらいたい」と
制定したそうです。


日本の入浴の歴史を調べてみると
洞窟などの自然を利用した
蒸し風呂のようなものが
起源では、と
書かれているものを見つけます。

風呂の始まりとしては
6世紀頃に寺院で行われた
沐浴と言われ

もともと神道には
滝などで行う禊の風習が
ありましたが

寺院では沐浴のための
施設が作られました。

御仏に仕える身として
体をきれいにするのは
大切なことであり

また
【入浴は七病を除き七福を得る】

との教えがあったそうです。


江戸時代、
主流は蒸し風呂でしたが
庶民も
所謂公衆浴場のようなものを
楽しむようになった時代であり

後に
浴槽に張ったお湯に
浸かるタイプのものがうまれ
一般的になっていきます。


近代になると
まるで温泉に浸かるような
「改良風呂」となり
古き良き銭湯の
原型ができたのです。

清潔で開放的
そして
ハレの趣ある建築スタイルを持つ
銭湯は大変に喜ばれました。

私も宮型造りともいわれる
味わい深い銭湯に
何度か通った経験がありますが

ただ入浴するためというより
日常とは異なる
特別なハレの雰囲気を味わっていました。

ある意味
風呂は一番身近な
パワースポットかもしれません。

夏場は
シャワーで済ませがちな方も
たまには湯舟に浸かって
免疫力を向上させ

【七病を除き七福を得る】時間を
ゆったりと過ごしてみては
いかがでしょうか。
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