『七夕にたべたいもの』
毎日暑い日が続きますね。いよいよ夏本番。
夜空には夏の大三角が輝いています。
こと座のベガとわし座のアルタイルの物語。
七夕は五節句のひとつです。
ちなみに五節句とは
1月7日の「人日」
3月3日の「上巳」
5月5日の「端午」
7月7日の「七夕」
9月9日の「重陽」です。
節句ではお供えものをするなどして【無病息災】【子孫繁栄】【豊作】などを願います。
そして行事食として旬のものを食べ
季節の変わり目に【邪気を祓う】という風習でもあります。
では七夕の行事食は何でしょうか。
答えは
「そうめん」です。
七夕にそうめんを食べる風習のルーツは、
中国のお菓子「索餅」にあるという説があります。
中国に、索餅をお供えして【病除け】をした言い伝えがありました。
その索餅が時代とともにそうめんに変化。
これには、そうめんが「天の川」に見立てられた、とか
織姫にゆかりの深い「織り糸」に似ているから、
といったことも関係あるかもしれません。
また七夕に欠かせない竹や笹は神聖な植物であり【魔除け】の力があるといわれ
笹の葉の「さらさら」という音は【神様を招く】のだそうです。
七夕の日、願い事をした後はご先祖様への感謝も忘れずに、
たのしくそうめんをいただきましょう。
7月7日は「そうめんの日」でもあるんですよ。