うまくいく「九頭馬」

外出自粛が続き、誰しもが先が見えない不安に滅入ってしまいそうな日々が続いています。

この状況下、マイナスなことばかりが脳を占有しがちですが、思い返すとこんな今だからこそ、実はプラスの気づきをたくさん得ていたことを身をもって改めて実感していたのです。


どんな困難な時でも、全ては心構え次第でそれを乗り越え、人は成長することが出来る。
どんな立場にあっても、さまざまな方法でプラスの繋がりを保ち、モチベーションをアップすることが出来る。

-全ては心構え次第で良い方向に進む。
万事うまくいく(馬九行く) -"九頭馬"  

馬は、機械が発達する前の時代より、交通手段でもあり、農業の分野では他の動物よりもレベル高い労働力として大切な役割を果たす、人間にとっては特別な存在でした。生命力や、特定の人しか所有出来ない事から財力のシンボルとされてきました。
庶民の間では、「せめて御利益だけでも授かりたい」と馬の描かれた絵を持つようになり"絵馬"という風習につながりました。
また、馬は極めて家族愛の深い動物なので、家族円満の象徴ともされています。

そして、江戸時代の人々は"万事馬九行く"と考え、以降、九頭の馬をそれぞれ健康運・愛情運・家庭運・出世運・勝負運・金運・商売繁盛・豊作豊漁・受験合格の運気を呼ぶ縁起物として崇めてきました。
神事では、今の時代でも馬に乗ることがありますね。

人間にも似た優しい瞳をもち、九頭もの群れをなし颯爽と駆け抜けるその力強く逞しい姿は、苦難を乗り越え前進すべく日々努める我々を温かく見守る、まさに希望への導きと言えるでしょう。